この物語は、

天台宗第三代座主慈覚大師円仁*
が書き残した「入唐求法巡礼行記*」のミュージカル化である。
最後の遣唐使船での、足かけ10年にわたる大冒険記・大漂流記を描いてみた。
何故に円仁は止まろうとしなかったか…。
「人間はどこから来て、どこに向かって進もうとしているのか…」
「入唐求法巡礼行記」は日本人の書いた最初の旅行記である。マルコ・ポーロの「当方見聞録」よりも、三蔵法師玄奘(げんじょう)の「大唐西域記(西遊記)」よりも生きた色彩あふれる人間の記録である。
未来が見えない閉塞感の中で生きている現在に、千年前の過去を、めぐりくる未来・21世紀に届けたい。
* てんだいしゅう だいさんだいざす
じかくたいしえんにん /
にっとうぐほうじゅんれいこうき / (文・田中 暢)
平和への祈りをこめて

いよいよ音楽劇「円仁」の幕が上がる。
地域に根差した文化会館のありようが問われて久しいが、よりよい会館の運営を模索する中で、この音楽劇「円仁」の実現の運びとなった。
新しい世紀を迎えたこの時に地域住民のもとに音楽劇「円仁」を制作し、岩舟町から日本各地に発信出来ることはなんとも嬉しいことである。図らずも今年は町政40周年の年に当たり、記念すべき一つの事業になろう。
本格的な地域住民参加形の事業としては初めての取組みで、手探りの歩みの中での営みであったが、地域の人たちが一つのものを創り上げていく喜びを共感出来た事は貴重な体験であり、まことに意義深いことである。このことがさらなる地域の文化向上・発展を促す足掛かりとなれば幸いである。
制作統括(岩舟町文化会館長) 岩崎庄太郎
監修より

北空の七つ星に向かい、円仁が天下安穏の深い祈りを捧げたのは、千二百年前のことであった。 知らずや、時経てなお、われらに祈りあるか否かの、北斗の知悉するを。 かそけき光不変にして、今、何事か告ぐ。
岩舟町 大慈寺 林 慶仁
スタッフ・キャスト

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脚本・演出 |
: 田中 暢 |

写真・上條恒彦 |
| 作 曲 |
: 藤城 稔 ・ 佐久間 大和 |
| 音楽監督 |
: 山岸 宜公 |
| ダンス振付 |
: 石橋 寿恵子 |
| 演 奏 |
: 東京アーティスツ合奏団 |
| 原 作 |
: 円仁「入唐求法巡礼行記」 |
| 監 修 |
: 林 慶仁 |
| 制作アドバイザー |
: 玉城 妙子 |
| 制作統括 |
: 岩崎庄太郎 |
| プロデューサー |
: 藤城 厚美 |
| 題字/叡岳探題 |
: 半田孝淳 |
| 企画・製作 |
: 岩舟町文化会館
一関文化センター
伊勢崎市文化会館
上田市教育委員会
東京アーティスツ音楽事務所
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| 円 仁 |
: 上條 恒彦 |
母 |
: 阿部 百合子 |
| 円 載 |
: 上條 コウ |
惟 正 |
: 伊藤 嘉朗 |
| 惟 暁 |
: 渡辺 元樹 |
丁雄満 |
: 藤田 尚希 |
| 大使・他 |
: 杜江 良 |
仁 済 |
: 福留 和大 |
| 延年の舞 |
: 南洞頼賢 ・ 阿部百合子 |
小 春 |
: 荒木 沙智子 |
| 声 明 |
: 栃木教区天台声明グループ
毛越寺合同声明グループ
天台声明研究会
天台宗信越教区寺院「声明の会」 |
欄 |
: 中村 友香 |
| ダンス |
: 石橋
寿恵子ダンスカンパニー & 各地で組織されたダンスカンパニー
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| 合唱 |
: 各地で組織された円仁合唱団 |
開催日程

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1. 岩舟公演 |
栃木県岩舟町文化会館
2002年1月19日(土) 20日(日) |

延年の舞 |
| 2. 一関公演 |
岩手県一関文化センター
2002年1月27日(日) |
| 3. 伊勢崎公演 |
群馬県伊勢崎市文化会館
2002年2月2日(土) |
| 4. 上田公演 |
長野県上田市民会館ホール
2002年2月17日(日) |
リンク


公演模様の動画でのご紹介

ウィンドウズメディアプレーヤにて、2004年1月17日に行われた「円仁と旅する古代中国悠久の響き」公演模様の一部の動画を、ご覧頂けます。
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